津軽系伝統こけし工人
「今晃の世界」
こけし、伝統こけし、津軽系こけし
詳細は「サイトメニュー」よりご覧下さい。
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◆ 2025.5.10 第113回頒布品の紹介 ◆
◆2025.5.6◆に掲載しましたが、GW期間は2100kmの長距離ドライブを楽しみ、「関西・大阪万博」も見てきました。
皆さんは、どのようにGWを過ごしましたか? 十分リフレッシュしましたか?
今回の頒布品は、ファン倶楽部発足30周年記念と言うことで、伝統的なこけしをお願いしました。
津軽の木村弦三コレクションなど、古い時代のこけしを意識しての制作をお願いしました。「伝統こけし・津軽セット」を予定しています。
第一回1本目は師匠、長谷川辰雄型です。ちょっと寂しげな表情に重ね菊。後姿は、だらりの帯が可愛い。
村井福太郎型は、眉無しをお願いしました。わずかに不気味さを残した表情の胴には撫子。
津軽のこけしでは最も残る数の少ない毛利茂太郎型は、小寸らしく髷無しにきりりとした表情。わずかに絞られた胴の形も良いです。模様はもみじ?
*3組ほど取り置きがあります。新規入会者にお分け出来ます。
東京こけし友の会のhpを見ていますが、今月5月例会の持ち寄り鑑賞工人が「今晃工人」とありました。友の会には今こけしを愛する会員が何人か居ると思います。どんなこけしを持ち寄るか楽しみですね。
ファン倶楽部頒布品は、カメイ美術館のご厚意で、2025年度の特別展が予定されています。来年の展示になりますが、どうぞお楽しみに。

【 今晃の肖像 】
by MiyukiOhashi
津軽系伝統こけし工人・今晃さんを紹介するhpです。
個人のhpですが、今晃さんの承諾を得ています。
今晃ファン倶楽部を開設し、年4回こけしや玩具の頒布を行っています。
頒布品を紹介しますので、「今晃の世界」をお楽しみ下さい。
会員の募集も行っています。「ファン倶楽部」を参照願います。
右上の「サイトメニュー(三)」からご覧下さい。







今年もGWは東京と京都の孫に会いに、寄り道しながらの長距離ドライブを楽しんで来ました。
◎旅行行程を紹介します。
茨城県「月待の滝」「袋田の滝(写真1)」
日本三大瀑布の一つに数えられる「袋田の滝」は、展望台へつながる整備されたトンネルを抜けると、その先に大瀑布が。圧倒されました。エレベーターを昇ると、開けた景色に滝の全貌が現れ、壮大な眺めでした。
川越市「小江戸川越散策」
甘ーいさつま芋や芋恋を食べながら、孫と散策しました。
熱海市「MOA美術館:北斎展」
富嶽三六景と追加制作された十景の計、全46図の展示は圧巻でした。
神奈川沖波裏、凱風快晴、山下白雨の3作は、版木の木目の見える素晴らしいもので、写真とは違い目の保養になりました。
美術館収蔵品では、季節柄国宝「色絵藤花文茶壷」が展示されていました。特に気に入ったのは、杉本博司の「熱海:海景(写真2)」
「大阪・関西万博(写真3)」
事前予約で当選した「NTTパピリオン」でのPerfumeの3D立体映像は、まるで目の前で踊っているようで素晴らしかったです。映像もすごい!
他には、フランス館やベルギー館、大阪パピリオンではミライ人間洗濯機、PASONA館ではips心臓も見ることが出来ました。
行く前には大屋根リングを一周したら帰ろうと思っていましたが、29日は祝日にもかかわらず混んでいなくて、涼しいこともあり、あっちこっち見ていたら大屋根リングは半分位しか歩けませんでした。それにしても、これだけのもの、良く作ったものです。凄いです!!
京都「桂離宮(写真4)」
早くに予約し、行って来ました。書院も素晴らしいのですが、新緑の庭の綺麗なこと。たっぷり1時間説明を聞きながらの散策、楽しかったです。
京都:「嵐山」
桂離宮から近かったので行きましたが、インバウンドのお客さまで溢れていました。渡月橋前でお蕎麦を食べてきましたが、現金払いのみのせいか、混んでいませんでした。穴場です。
京都市京セラ美術館「モネ睡蓮のとき」「草間彌生:版画の世界」
東京のモネ展は大行列のようでしたが、京都展ではモネ作品の空気感、自然の移ろいをゆっくり鑑賞することが出来ました。
草間版画はオークションの図録などで沢山見ていますが、本物はインクの艶やラメの輝きが美しい。いつも通っていた画廊で3回程草間展を開催していて、かぼちゃの版画が4~5万円で売っていたのですが・・・今となっては夢また夢!
滋賀県「ラコリーナ近江八幡(写真5)」
9年前出来て間もない頃と違い、屋根の上の草木は大きくなり、周りの植栽も賑やかになっていました。藤森照信さんの建築は楽しい!!心地良い風が吹き、こいのぼりが風にたなびいていました。
奈良国立博物館「超国宝」
国宝110件を含む140件の至宝が集結し、まさに「超国宝」展。法隆寺の百済観音に会えて嬉しかったです。会場の8K映像では、像の隅々まで見ることが出来、特に青いガラス玉の美しいこと。現物を見直しました。
展示品の多くが国宝と言うこともあり、説明をじっくり読みながら鑑賞しました。京都、大阪でも国宝展を開催中です。
金沢市「茶屋街(写真6)」
金沢の風情を色濃く残す茶屋町を楽しんで来ました。大輪のボタンが風情ある街並みに映えていました。
富山県朝日町「ヒスイ海岸」
婆ちゃんの希望で、石ころを拾って来ました!?
今回の旅の最後は、
福島市:原郷のこけし群西田記念館「土湯こけし名品展(写真7)」
名品中の名品、西山弁之助、渡辺作蔵、佐久間浅之助が展示されていました。治助、キンなど、こけし好きには堪らないこけし揃いでした。
今回は、ホンダ・フィットで約2100kmの旅。
天候にも恵まれ、楽しかったです。
70爺!まだまだ元気です!




JR東日本の「キュンパス」を利用し、東京でアートを楽しんで来ました。
東京都現代美術館
音楽家・アーティスト、坂本龍一の大型インスタレーション作品を紹介する、日本では初となる最大規模の個展「坂本龍一|音を視る 時を聴く」を視て聴いて来ました。
大画面の映像と音楽・音音音・・に、心ときめきました。
霧の世界でも遊んできました。ちょっと風があったのは残念でした。
あと、この旅での一番は、MOTコレクション30周年記念で展示されていたマーク・マンダースの〈椅子の上の乾いた像〉 超かっこいいーー!
東京都渋谷区渋谷:UESHIMA MUSEUM
現代アートのコレクター・植島幹九郎によって設立された「UESHIMA COLLECTION」の収蔵品を紹介する「UESHIMA MUSEUM」が昨年公開され、見てきました。
玄関を入るといきなり名和晃平の代表作「PixCell-Deer」が壁に!
オラファーエリアソン作品には、入り込むことが出来ました。
また、国際的に活躍する作家と肩を並べ、山形在住の近藤亜樹作品もあり、青森出身の工藤麻紀子作品では、弘前の街並みを懐かしく感じてきました。
東京都千代田区丸の内:東京国際フォーラム
浮世絵など骨董品から現代アートまで、有名骨董商・有名ギャラリーからの出品は、いずれも目を見張る品々ばかり。全部買えます!
元気のもらえる現代アートはどれも欲しいのですが、一点と言われたら渋いのですが、有元利夫のタブロー作品かな。とっても良い作品が出品されていました。
宝くじ当たらないかなあ~~ あれも欲しい、これも欲しい!
たっぷりと目の保養をして来ました。
楽しいわくわくする一日でした!!

仙台市青葉区五橋1-1-23
開催中の「カメイコレクションより『東北の伝統こけし展』」との同時開催です。会期は3月9日日曜日まで。
今さんのお雛さまと共に、東北の伝統こけし、絵画・彫刻、蝶をお楽しみ下さい。

仙台は暖かく穏やかな正月でしたが、青森県、特に弘前など津軽地方は記録的な大雪で、年末年始実家では朝から晩まで雪片づけをする毎日だったようです。
ただ、弘前に近いのですが今さんの住む大館は、思いのほか雪は少なかったようです。
挽納めこけし 小寸、初挽きこけし小寸、干支(巳)
挽納めこけしの胴模様は、近くに実が一つ残っている木があり参考にしたそうです。高木に残る「木守柿」のようにも見えます。初挽きこけしは、南天模様です。
襟元の赤と緑のロクロ線が華やかで、どちらのこけしも表情豊かです。
今年の干支「巳」はご覧の通りです。
今さんの手紙には、『えとはこわくないヘビ、小鳥にもみえなくはないですが、丸顔のヘビです。いかがですか、見て下さい。』とのこと。
今さんしか作らない、今さんにしか作れない、今晃のヘビです。
ちょっと微笑ましくもあるヘビですね。
今年はファン倶楽部を始めて30年になります。
今年の頒布も、どうぞお楽しみに!

989-1502 宮城県柴田郡川崎町今宿字向古関184-5
20世紀を代表する家具デザイナーである、ハンスJ.ウェグナーの名作椅子や、名作家具が多数展示されていました。
地方では触れる機会の少ない、貴重な品ばかりで、特に椅子好きにはたまらないミュージアムです。
大好きな、杉本博司の「海景」も展示していました。
一度足を運んでみて下さい。

◆ 2025.1.1 謹 賀 新 年 ◆
2025年が、皆さまにとって、穏やかで良い年でありますように。
今年は、ファン倶楽部発足30周年です。
一層楽しい頒布会にしますので、今年もどうぞよろしくお願い致します。

◆ 2025.1.1 ファン倶楽部会員へ ◆
会員の皆さまにお送りした年賀はがきは、今晃さんの肉筆絵入りです。
喜んで頂けましたでしょうか?
今さんから、「会員の皆さんへ、どうぞよろしく!」との事でした。

◆2024.11.5 津軽へ行って来ました◆
施設に入っている妻の母親と、一年ぶりに会って来ました。
96歳になり、認知症が進んでいて妻のことは判りませんでしたが、口元に運んだ柿を、美味しい美味しいと言って食べていました。妻は嬉しそうにしていました。
弘前では、レンガ倉庫美術館でタグチアートコレクション展を見てきました。
本やネットでしか見ることの無い作品に触れ、とても楽しかったです。
毎年、元大相撲力士高見盛関の実家からリンゴを買って帰るのですが、今年のリンゴの高いのにはびっくり。自宅用ですので「ふじ」の規格外品ですが色付きの良いもので、木のリンゴ箱一箱14,000円でした。去年は1万円で、生産地でもこの値段です。
道の駅も覗いて見ましたが、同じ木箱一箱、贈答用だと27,000円でした。
もしリンゴを頂くようなことがありましたら、感謝しながら味わって食べて下さい!
帰りに、大舘の今晃さん宅に寄って来ました。
体調に変わりはなく、いたって元気にしていました。
来年、ファン倶楽部発足30年です。何か記念の頒布をしたいですねえと、話して来ました。
写真嫌いの今さん、私が今さんに嫌われているわけでは無いはずですが、毎回このような表情です。
この表情が、変わりなく元気な今さんだと思って下さい!
(カメラを向ける妻が、一生懸命笑わせようとしたのですが・・・)


◆2024.11.2 第111回頒布品の紹介◆
島津型のこけしの多くは、少し癖がありとっつきにくいのですが、この島津型は笑い口にもかかわらず、穏やかな表情で可愛いく仕上がっています。
今さんと話したら、たまにはこんなこけしも面白いのかなと思って作ったそうです。
どこが鼻やら目やら?!?!?
頒布こけしの表情はすべて異なりますが、会員の意見は分かれそうです。
会員からのメールでは、喜んでいる方はいますが、中には大笑いをしたという方もいました。
まあ~~笑えますよね!
表情と裏腹に、胴に描かれた大輪のピンク色の華やかな花は「シュウメイギク」だそうです。
我が家の庭には、白のシュウメイギクが咲いています。そろそろ終わりかな?




◆ 2024.10.12 今日は一日、アート三昧 ◆
【松谷武判 TakesadaMatsutani】
東京オペラシティ アートギャラリー
具体メンバーとして活躍し、66年渡仏。パリを拠点に制作活動。
画面の上に垂れたり破れたりしたビニール系接着剤の膨らみが、何とも官能的で魅力的。かっこいー!
(写真:66年作「白い円」「作品66-2」宮城県美術館蔵)
【日本・現代・美術・私観:高橋龍太郎コレクション】
東京都現代美術館
ひとりの精神科医が集めた日本の戦後美術。
日本の現代美術の重要作品を総覧する貴重な機会です。必見!
(写真の作品:小谷元彦、鴻池朋子、Mr.)
【青野文昭「それぞれの惑星とその住人達」】(写真:ギャラリー2階より)
LOKO GALLERY
【高山登/榎倉康二/中西夏之 40年後の「空白の粒子の中の兆みる。」】
gallery21yo-j


◆ 2024.8.31 推し!こけし ◆
今日午後、鳴子へ「全国こけし祭り」を見に行って来ました。
目的は「推し」の工人・鈴木敬さんのこけしを見たかったからです。
今年は林野庁長官賞受賞と聞き、楽しみにして行きました。
審査講評には「その時代が求めた一種の哀愁や夢も再現出来ていて心惹かれるこけしである」とありました。
若々しい表情に僅かに笑みを含んだ口元が魅力的で、木地のバランスも良い胞吉型。いいですねえ。次は、最高賞間違いなしです!
会場には、招待工人で呼ばれていた鈴木明工人が居て、さすが人気作家、残るこけしは僅かでした。
その場にはファン倶楽部会員のMさんとM子さんもいて、楽しく三人と話をしてきました。鳴子に一泊して、Mさんは明日1日、大舘の今晃さんに会いに行くそうです。今さん元気だと良いですね。
それから今回の展示で特に気になったのが、審査員奨励賞を受賞した本田英司工人のこけしです。
小松五平型でしたが、今晃さんの昔の五平型も思いだされる、奇をてらうことなく自然体で描かれた本田工人の五平こけしに、とても惹かれました。
父であり師匠の本田功工人は、今晃さんが若いころ大変世話になった方です。
帰りに津軽こけしプロジェクトの山田拓郎さんと話して、美味しいクルミの「津軽せんべい」を買って帰りました。


◆ 2024.8.25 古作の美 ◆
仙台市・カメイ美術館で、『無物庵コレクションより「古作の美」その伝統と継承』展を開催中です。
日本有数のコレクターである谷川氏の、明治時代から大正、昭和の15年頃までに作られたこけしは必見です。
今年2月にヤフオクに出品されていた、希品・伝大沼岩太郎。
10年前に福島の骨董屋から、大正昭和初期のこけしで、昨日今日描かれたばかりのように保存状態の良いものが多数出ました。こけし界では大騒ぎになったのですが、その内の選ばれた希品名品の数々のこけしも展示されています。特に眼を奪われたのは、大正時代の盛秀太郎の三本。
津軽系では、伊太郎、幸兵衛も素晴らしいです。
他のいずれのこけしも保存状態が良く、それぞれの工人の名品・名作揃いで感動ものです。
今回見逃すと二度と会えないようなこけしばかりです。
週末には、鳴子で「全国こけし祭り」もあります。
宮城へお出でのこけし好きの方は、必ず見て行って下さい。
見ないと、一生後悔しますよ!!

◆2024.7.30 第110回頒布品の紹介◆
今回の頒布品は、久しぶりにダルマこけしの制作をお願いしました。
柔らかい筆使いから生まれる、釣り目と下がり目の達磨。
型にはまらない自由な発想から生まれる達磨。頒布品、100本100色。
こけしの表情も十人十色。 これが今晃さんのダルマこけしです!
裏には、アジサイをさらりと描いてくれました。


◆2024.7.27 エッフェル塔最高◆

◆2024.7.26 明日の開会式が楽しみ!◆
日本時間で明日27日2時、パリはセーヌ川を舞台に、パリオリンピックの開会式が開催されます。
10年前、2014年4月に、ナイトクルーズを楽しみました。
あの日の感動を思い出しながらの開会式のテレビ観覧に、わくわくどきどきしています。
また、10年前にルーブル美術館では、40年ぶりにモナ・リザに会って来ました。 と言うのは、50年前、
1974年6月に、上野公園・東京国立博物館で見ていました。
クルーズ船は、エッフェル塔前を出発し、ルーブル美術館を横目に・・・
オリンピックの開会式スタート地点で折り返し、乗船場所へ帰って来た10時、エッフェル塔はシャンパンゴールドに輝いていました。
明日の開会式では、もっともっと輝きを増すのではないでしょうか!!楽しみです。




1974年の「モナ・リザ展」は、すでに歴史上の話?伝説かもしれません。
厚いガラスの奥に照明で輝いていましたが、ガードマンに促され立ち止まって見ることなど出来ませんでした。
観客数が150万人という、歴史的な展覧会でした。
コロナ禍や戦争・紛争があり、円安も重なって旅費は高額で、パリは遠くなりにけり!!